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「屋根に遮熱シートを貼ると本当に涼しくなるの?」「遮熱塗料と遮熱シート、どちらを選べばいいの?」——夏の暑さ対策として屋根の遮熱シートに関心があるものの、効果や費用が気になっている方は多いのではないでしょうか。

遮熱シートは、アルミ箔を加工して太陽からの輻射熱を反射するシートで、屋根に施工することで夏は室温の上昇を抑え、冬は室内の暖気が逃げるのを防ぐ効果があります。遮熱塗料の反射率が60~80%程度であるのに対し、遮熱シートは94~97%もの高い反射率を持つ製品もあり、より強力な遮熱効果が期待できます。

この記事では、屋根の遮熱シートの仕組みと効果、遮熱塗料や断熱材との違い、メリット・デメリット、費用相場、そして業者選びのポイントまで詳しく解説します。まずは下の表で全体像をご確認ください。

確認したいポイント結論詳細
屋根の遮熱シートとは?輻射熱を反射するアルミ製シートアルミ箔を加工したシートで、太陽からの輻射熱を最大97%反射。屋根の上面・裏面どちらにも施工可能。
どんな効果がある?室温抑制・省エネ・屋根材保護夏は屋根からの熱侵入を遮断し室温上昇を抑える。冬は室内の暖気流出を防ぐ。冷暖房費の節約にも有効。
遮熱塗料との違いは?反射率と施工方法が異なる遮熱塗料の反射率は60~80%、遮熱シートは94~97%。シートは塗りムラが出ず均一に遮熱できるが費用は高め。
断熱材との違いは?遮熱は反射、断熱は伝導抑制遮熱シートは輻射熱を反射、断熱材は伝導熱・対流熱を遅らせる。両方を併用するのがもっとも効果的。
デメリットや注意点は?結露リスク・伝導熱は防げない正しく施工しないと結露やカビの原因に。輻射熱以外は防げないため断熱材との併用が推奨される。
費用相場はどのくらい?1㎡あたり2,000~7,000円50㎡の屋根で足場代込み30~45万円程度が目安。施工面積・シートの種類・足場の有無で変動する。
DIYで施工できる?屋根の施工は業者に依頼を高所作業のため転落リスクが高い。正しい施工をしないと効果が出ないため、実績のある業者に依頼すべき。
業者はどう選ぶ?屋根工事+遮熱の両方の実績で判断屋根の構造を理解した上で遮熱シートを施工できる業者を選ぶ。換気や結露対策まで提案してくれるかも重要。

この記事でわかること

  • 屋根の遮熱シートの仕組みと具体的な効果
  • 遮熱塗料・断熱材との違いと、それぞれの使い分け方
  • 遮熱シートのメリット5つとデメリット・注意点
  • 施工費用の相場と費用を抑えるポイント
  • 失敗しない業者選びのチェックポイント
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屋根の遮熱シートとは?仕組みと効果

遮熱シートとは、アルミ箔をシート状に加工した反射材で、太陽光に含まれる近赤外線(輻射熱)を反射することで屋根から室内に伝わる熱を遮断する資材です。屋根の上面(屋根材の上)に施工するタイプと、裏面(屋根材の下・小屋裏側)に施工するタイプがあり、建物の構造や用途に応じて使い分けられます。

遮熱シートの効果は「反射」と「空気層の形成」の2つの仕組みで発揮されます。シートが太陽光を反射して屋根表面の温度上昇を抑えるとともに、シートと屋根材の間にできる空気層が熱の伝わりをさらに遅らせます。これにより、夏は屋根からの熱侵入を大幅に遮断し、冬は室内の暖気が屋根から逃げるのを防ぐという、一年を通じた温度安定効果が期待できます。

建物内部の熱移動は「輻射熱(75%)」「対流熱(20%)」「伝導熱(5%)」で構成されており、遮熱シートはこのうちもっとも割合の大きい輻射熱を反射するため、暑さ対策としての効果は高いといえます(参照:環境省 ヒートアイランド対策ガイドライン)。

屋根に遮熱シートを施工するメリット5つ

メリット1:室温の上昇を大幅に抑えられる

遮熱シートの輻射熱の反射率は94~97%と非常に高く、遮熱塗料(60~80%)を大きく上回ります。屋根に施工すれば、真夏でも室内への熱の侵入が大幅に抑えられ、2階の「蒸し風呂状態」が緩和されます。工場や倉庫では室温を最大15℃低下させた実績もあります。

メリット2:冬の暖気流出も防ぐ

遮熱シートは夏の暑さ対策だけでなく、冬場にも効果を発揮します。アルミ素材は放射率が低いため、室内の暖気が屋根から放射されて外に逃げるのを抑え、暖房効率の向上にもつながります。

メリット3:冷暖房費の節約(省エネ効果)

室温が安定することで、エアコンの設定温度を過度に下げたり上げたりする必要がなくなり、冷暖房費の節約が期待できます。遮熱シートの施工によってエネルギー消費量が10~30%削減できたという報告もあります。やまもとくんのお役立ちブログでも省エネ対策について紹介しています。

メリット4:屋根材の劣化を抑える

遮熱シートが太陽光を遮ることで屋根材が高温にさらされにくくなり、熱による膨張・収縮の繰り返しが緩和されます。これにより、屋根材のひび割れや劣化の進行を遅らせ、屋根全体の寿命を延ばす効果も期待できます。

メリット5:塗りムラがなく均一に遮熱できる

遮熱塗料は施工者の技術によって塗りムラが出る場合がありますが、遮熱シートはシートを屋根に貼り付ける方式のため、業者の技術力や天候に左右されにくく、均一な遮熱効果が得られます。

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遮熱塗料との違いを比較

屋根の遮熱対策として比較されることが多い遮熱シートと遮熱塗料。両者の違いを整理します。

反射率:遮熱シートは94~97%、遮熱塗料は60~80%。反射性能では遮熱シートが優位です。

施工方法:遮熱シートはシートを屋根に貼り付け・固定する方法。遮熱塗料はローラーや吹き付けで塗布する方法。

費用:遮熱シートは1㎡あたり2,000~7,000円、遮熱塗料は1㎡あたり4,000~5,000円。シートの方が面積あたりの費用が高くなる傾向です。

耐用年数:遮熱シートは製品によるが10~20年程度。遮熱塗料は10~15年が目安で、再塗装が必要。

冬の効果:遮熱シートは冬場の暖気流出も防ぐ効果あり。遮熱塗料は冬場の保温効果はほとんどありません。

高い反射率と冬場の保温効果を求めるなら遮熱シート、手軽さとコストを優先するなら遮熱塗料が向いています。どちらを選ぶかは建物の構造や予算に応じて判断しましょう。やまもとくんの施工事例はこちらからもご確認いただけます。

断熱材との違いと併用のメリット

遮熱シート:太陽からの輻射熱を「反射」して跳ね返す。建物内の熱移動の75%を占める輻射熱に有効。

断熱材:グラスウールやウレタンフォームなどの素材で、熱の「伝導」を遅らせる。対流熱・伝導熱(25%)に有効。ただし、輻射熱は吸収してしまうため、屋根や外壁に使うと逆に熱を蓄えるデメリットもあります。

もっとも効果的な暑さ対策は、遮熱シートと断熱材を併用することです。遮熱シートで輻射熱を反射し、断熱材で残りの伝導熱・対流熱を遅らせることで、すべての熱移動に対処できます。これが「二段構えの暑さ対策」として専門家が推奨する方法です。

遮熱シートの効果が出やすい建物の特徴

遮熱シートはすべての建物で同じ効果が得られるわけではありません。以下の条件に当てはまる建物では効果を特に実感しやすくなります。

断熱材が不十分な工場・倉庫:天井断熱がなく、広い屋根面積を持つ工場や倉庫では遮熱シートの効果がもっとも大きく発揮されます。作業環境の改善や従業員の熱中症対策として導入するケースが増えています。

金属屋根(折板屋根・ガルバリウム鋼板)の建物:金属は熱伝導率が高いため、屋根の熱がそのまま室内に伝わりやすい構造です。遮熱シートで屋根表面の熱を反射することで、室温の上昇を効果的に抑えられます。

築年数が経過した住宅:天井断熱材が薄かったり劣化していたりする築古住宅では、屋根からの熱が室内にダイレクトに伝わりやすく、遮熱シートの効果を実感しやすくなります。特に2階の暑さに悩んでいる場合は検討の価値があります。

一方、十分な天井断熱が施されている住宅では、すでに屋根からの熱が遮断されているため、遮熱シートを追加しても室温の変化を体感しにくいケースがあります。ご自宅の断熱状況がわからない場合は、まず専門業者に現地調査を依頼し、遮熱シートが必要かどうかを判断してもらうことをおすすめします。

遮熱シートのメンテナンスと耐用年数

遮熱シートの耐用年数は製品によって異なりますが、一般的には10~20年程度とされています。定期的な点検を行い、シートの劣化やめくれがないかを確認しましょう。

屋根上に設置するタイプのシートは、強風や積雪でめくれたり緩んだりすることがあります。保証期間内は定期点検を実施してくれる業者を選ぶと安心です。また、汚れが蓄積すると反射率が低下するため、定期的な清掃も効果維持のポイントです。

遮熱シートのデメリットと注意点

輻射熱以外は防げない

遮熱シートは輻射熱の反射に特化しているため、直接触れて伝わる伝導熱や、空気の流れで広がる対流熱は防ぐことができません。遮熱シート単体では効果が限定的になる場合もあるため、断熱材との併用が推奨されます。

正しく施工しないと結露・カビの原因になる

遮熱シートを屋根に施工すると、屋根裏に熱気や湿気がこもりやすくなります。正しい換気計画がなされていない場合、結露が発生してカビや木材の腐食の原因になるリスクがあります。既存の屋根に換気棟がない場合は、遮熱シートと併せて換気棟の設置が必要になることもあります。

屋根の種類によっては施工が難しい

遮熱シートは折板屋根やスレート屋根、金属屋根など多くの屋根材に対応していますが、瓦屋根のように凹凸が大きい屋根では施工が難しい場合があります。施工前に業者に屋根の状態を確認してもらうことが大切です。

DIYは推奨されない

屋根の遮熱シート施工は高所作業を伴うため、転落のリスクがあります。また、施工方法を誤ると十分な効果が得られないだけでなく、結露やカビの原因にもなります。安全面と品質面の両方から、実績のある専門業者に依頼することを強くおすすめします。

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屋根の遮熱シートの費用相場

遮熱シートの施工費用は、シートの種類、屋根の面積、施工方法、足場の有無によって異なります。

材料費+施工費:1㎡あたり2,000~7,000円

足場代:約10万~20万円(2階以上の屋根で必要)

たとえば50㎡の屋根に遮熱シートを施工する場合、足場代込みで30万~55万円程度が目安です。シートの種類やグレードによって価格が変動するため、複数の業者から見積もりを取って比較することをおすすめします。

費用を抑えるポイントとして、外壁塗装や屋根工事と同時に施工すれば足場代を共用でき、トータルコストを大幅に節約できます。やまもとくんでも屋根・外壁のセットプランをご用意していますので、お気軽にご相談ください。

また、自治体によっては省エネリフォームの補助金・助成金として遮熱シートの施工が対象になっているケースもあります。補助金は工事着工前に申請が必要な場合が多いため、見積もりを依頼する段階でお住まいの自治体の制度を確認しておくとよいでしょう。遮熱シートの施工は長期的な省エネ効果があるため、初期費用は高めでもランニングコストの削減を含めたトータルで考えれば費用対効果の高い投資といえます。

遮熱シートで失敗しない業者選びのポイント

遮熱シートの効果は施工品質に大きく左右されるため、信頼できる業者選びが欠かせません。

屋根工事と遮熱シート施工の両方の実績があるか:遮熱シートは単に貼るだけの工事ではなく、屋根材の種類、勾配、下地の状態、通気や防水との取り合いまで考慮して施工する必要があります。屋根工事の専門知識と遮熱シートの施工経験の両方を持つ業者を選びましょう。

換気・結露対策まで提案してくれるか:遮熱シートの施工に伴い、換気棟の追加や防湿シートの設置が必要になることがあります。メリットだけでなくデメリットやリスクまで率直に説明し、対策を含めた提案をしてくれる業者は信頼性が高いと判断できます。やまもとくんのブログでも屋根リフォームの業者選びについて紹介しています。

保証内容が明確か:施工後に効果が感じられない場合や、結露が発生した場合の対応について、保証期間と適用条件を書面で確認しておきましょう。やまもとくんでは最長50年のトリプル安心保証をご用意しています。

まとめ

屋根の遮熱シートは、アルミ素材の高い反射率(94~97%)で太陽からの輻射熱を遮断し、夏の室温上昇を抑えるとともに冬の暖気流出も防ぐ、一年を通じて効果のある暑さ対策です。遮熱塗料(反射率60~80%)よりも高い反射性能を持ち、塗りムラなく均一に遮熱できるメリットがあります。

ただし、輻射熱以外は防げない点や、正しく施工しないと結露のリスクがある点は事前に理解しておく必要があります。もっとも効果的な暑さ対策は、遮熱シートと断熱材を併用して、すべての熱移動に対応することです。断熱材が不十分な工場・倉庫や、金属屋根の建物、築年数が経過した住宅では特に大きな効果を実感できます。

費用相場は50㎡の屋根で足場代込み30万~55万円程度。外壁塗装や屋根工事との同時施工で費用を抑えることもできます。自治体の補助金が活用できる場合もあるため、工事前の確認をおすすめします。屋根の暑さ対策でお悩みの方は、お気軽にやまもとくんまでご相談ください。無料診断・お見積もりを承っております。

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