屋根のメンテナンスやリフォームを検討する際、「カバー工法」は比較的手軽で費用を抑えやすい方法として多くの住宅オーナーから注目されています。
既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材を重ねるため、撤去費用がかからず工期も短いというメリットがあります。しかし、こうした手軽さとは裏腹に、すべての住宅に最適な工法とは限らず、施工後に「想像と違った」「もっと調べればよかった」と後悔するケースも少なくありません。
屋根は住宅の中でも最も風雨の影響を受ける重要な部分です。だからこそ、施工後にトラブルが発生してしまうと、雨漏り被害や下地の腐食など、住まい全体の耐久性に関わる深刻な問題につながりかねません。
本記事では、屋根カバー工法で後悔する主な原因と、失敗を回避するための業者選び・契約前のチェックポイントを詳しく解説します。
■屋根カバー工法で後悔する主な原因とは?

カバー工法には多くのメリットがある一方で、後悔につながりやすいポイントも存在します。
こうしたリスクを事前に理解しておくことで、施工後の失敗を大幅に減らすことができます。
●1. 想定より費用が高くなるケースがある
カバー工法は「既存屋根を撤去しないため安い」というイメージがあります。
しかし実際は、屋根の状態次第で大きな追加費用が発生する可能性があります。
代表的な追加費用の発生要因は以下の通りです。
- 既存屋根の下地(野地板)の腐食による補修費
- 雨漏りによる内部断熱材や木材の損傷補修
- 防水シートの全面張り替え
- 安価な屋根材を選んだ結果、耐久性が低く想定より早い再工事が必要になる
特に多いのが「下地の腐食」。表面上は問題がなさそうでも、めくってみると内部が腐っているケースは珍しくありません。
そのままカバー工法を行うと、数年で雨漏りが発生するため、補修が必須となり結果的に費用が増えるのです。
●2. 耐久性不足による早期トラブル
カバー工法は既存屋根の上に新しい屋根を重ねるため、下地状態の影響を大きく受けます。
例えば…
- 下地が腐っているのに補修せずに施工
- 防水シート(ルーフィング)の施工不良
- カバー工法に適していない屋根材を選んでしまった
- 施工精度が低く、屋根材のズレや浮きが発生
こうしたミスがあると、
「数年で雨漏り」
「屋根材が剥がれる」
「本来の耐久年数より早く劣化する」
といった問題が起こります。
本来、ガルバリウム鋼板などの軽量屋根材を使用すれば30年前後の耐久性が期待できますが、施工品質が低いとその半分以下の期間で不具合が発生するケースもあります。
●3. 仕上がりの色・質感がイメージと違う
外観の印象を左右する屋根は、色選びによって大きくイメージが変わります。
しかし多くの人が「サンプルの色」と「実際の屋根の色」が異なって見えることに驚きます。
その理由は以下の通りです。
- 面積が大きいほど色は明るく見えやすい
- 日光や影の当たり方で印象が変わる
- サンプルは小さいため、質感が伝わりにくい
- 職人の施工技術で仕上がりに差が出る
さらに、谷板金の処理や棟板金の納まりが雑だと、見た目が悪いだけでなく雨漏りリスクにも直結します。
見た目にこだわる人は「カラーシミュレーション」を使った業者を選ぶと安心です。
●4. 業者選びで失敗した
後悔の大半はこれに尽きます。
屋根工事は専門知識が必要なため、技術力の低い業者や悪質な業者に依頼すると、
- 不要な工事を勧められる
- 見積りと違う工事内容で施工される
- 手抜き工事で雨漏り
- アフターケアがなく、連絡がつかなくなる
などのトラブルが発生します。
屋根は普段見えないからこそ、「どれだけ丁寧に施工されたか」を施主が判断しづらく、悪質業者の温床になりやすい分野でもあります。
■信頼できる屋根カバー工法業者を見抜くポイント

後悔しないために最も重要なのが「業者選び」です。
以下のポイントを押さえている業者なら、施工品質も保証も安心度が高いと言えます。
●1. 複数社の相見積もりを取る
最低でも3社から見積もりを取りましょう。
重要なのは「価格」ではなく、「見積書の内容の細かさ」です。
良い業者の見積りは…
- 材料の品番まで記載されている
- 工程と数量が明確
- 下地補修の基準や費用が明記されている
- 雨仕舞い施工の説明が丁寧
悪質業者は…
- とにかく金額だけ記載
- 追加費用の条件が不明
- 材料の種類も曖昧
- 安すぎる見積りで契約し、後から追加
という特徴があります。
●2. 実績と評判を確認する
信頼できる業者は、施工事例を豊富に公開しています。
特にチェックすべきポイントは以下の通りです。
- 同じ屋根材での施工事例が多いか
- Before→Afterの写真が豊富か
- 屋根カバー工法の専門知識を持っているか
- 口コミが長期間にわたり高評価か
実績ゼロの業者に依頼するのは避けた方が安全です。
●3. 契約内容の説明が丁寧でわかりやすい
信頼できる業者は、専門用語を使いすぎず、施主が理解できる言葉で説明してくれます。
逆に…
- 質問に答えられない
- 契約を急かす
- 見積書の内容を説明しない
このような業者は注意が必要です。
不明点は納得するまで質問することが大切です。
●4. アフターサービス・保証が明確
屋根工事は施工後のフォローが重要です。
確認すべき項目は…
- 保証年数(材料・施工)
- 雨漏り保証の有無
- 定期点検の有無
- トラブル時の連絡窓口
保証書の発行がない業者は避けましょう。
■契約前に必ず確認すべきポイント

優良業者を選んだとしても、契約前のチェックを怠ると予期せぬトラブルにつながります。
●1. 既存屋根の状態を正確に診断してもらう
カバー工法が適していない屋根も存在します。
例:
- 瓦屋根
- スレートの劣化が激しい
- 下地が腐っている
- 既に屋根が重い(耐震性の問題)
ドローン点検や屋根裏調査など、精度の高い診断を行ってくれる業者を選びましょう。
●2. 使用する材料・工法を理解する
屋根材は種類により耐久性・断熱性・価格が大きく異なります。
例:
- ガルバリウム鋼板
- 横暖ルーフ
- スーパーガルテクト
また、防水シート(ルーフィング)の品質は耐久性に大きく影響します。
「どの材料を使うのか?」を明確に確認しましょう。
●3. 工事期間と工程の説明
工事が何日かかるのか、どの工程をどの順番で行うのかは必ず確認すべき項目です。
- 足場設置の日程
- 工事中の騒音
- 住まいへの影響
- 雨天時の対応
生活に影響する部分なので、事前説明は必須です。
●4. 保証内容と適用範囲の書面確認
特に以下の項目は要チェックです。
- 保証年数
- 材料保証・施工保証の違い
- 保証対象外(自然災害・経年劣化など)
- 不具合発生時の対応フロー
口頭での説明ではなく「書面」で確認しましょう。
■まとめ

屋根カバー工法は、短期間・低コストで屋根を綺麗にできる魅力的な工法ですが、既存屋根の状態や業者の技術力によって仕上がりと耐久性が大きく変わります。
後悔が多くなる原因は主に以下の4つです。
- 予想以上の追加費用
- 施工不良による早期劣化
- 色や仕上がりのイメージ違い
- 業者選びの失敗
これらを避けるためには、
- 相見積もりを取る
- 実績と評判を確認する
- 契約内容・材料・工程の説明を徹底的に聞く
- 保証の内容を把握する
などの事前確認が重要です。
しっかりと情報収集を行い、信頼できる業者を選ぶことが、後悔しない屋根カバー工法の最大のポイントです。
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