外壁塗装は、住まいの見た目を整えるだけの工事ではありません。
雨風や紫外線から建物を守り、住まいの寿命を延ばすための重要なメンテナンスです。
しかし実際には、
- 「仕上がりはきれいだけど、これって本当に良い塗装?」
- 「業者の説明が正しいのか判断できない」
- 「どこに相談・依頼すれば失敗しないの?」
といった不安を抱えたまま工事に踏み切る方も少なくありません。
そこで本記事では、
塗装の良し悪しを見極める具体的なチェックポイントから、
信頼できる相談先・依頼先の見つけ方、
業者選びで必ず確認すべき判断基準まで、分かりやすく解説します。
もくじ
塗装の良し悪しを判断する具体的なチェックポイント

外壁や屋根の塗装は、完成直後だけでなく「数年後に差が出る工事」です。
以下のポイントを知っておくことで、劣化の早期発見や手抜き工事の見極めにも役立ちます。
ひび割れはどの程度なら問題になる?
外壁に入るひび割れ(クラック)は、種類によって危険度が異なります。
・ヘアクラック(幅0.3mm未満)
髪の毛のように細いひび割れで、塗膜の経年劣化や乾燥収縮が原因の場合が多く、初期段階では緊急性は低めです。
ただし、ここから水分が侵入すると、塗膜の剥がれや下地劣化につながるため注意が必要です。
・構造クラック(幅0.3mm以上)
深さや幅のあるひび割れは、建物の揺れや地盤の影響が疑われます。
放置すると雨水侵入→内部腐食→大規模修繕へと発展する可能性があるため、早急な専門診断が必須です。
👉 ひび割れを見つけたら「幅・深さ・長さ」を確認し、自己判断せず専門家に相談することが重要です。
剥がれ・膨れは放置してはいけない危険サイン
塗膜の剥がれや膨れは、塗装が本来の役割を果たしていない状態です。
主な原因は、
- 下地処理不足
- 塗料の密着不良
- 内部に入り込んだ水分
- 施工不良や塗料選定ミス
などが考えられます。
特に、膨れの内部に水分が溜まっている場合は要注意。
そのまま放置すると、下地材の腐食・金属部のサビ・断熱材の劣化など、建物内部まで被害が広がる恐れがあります。
👉 剥がれや膨れを見つけた時点で「点検・補修の検討」が必要です。
色ムラ・塗り残しは施工品質の差が出る部分
一見すると小さな違和感でも、仕上がりの均一性は施工品質を判断する重要な指標です。
- 色がまだら
- ローラー跡が目立つ
- 窓周り・付帯部の塗り残し
- 部分的に艶が違う
こうした状態は、
・塗料の希釈不良
・塗布量不足
・職人の技術差
などが原因で起こります。
見た目だけでなく、塗膜の厚みが不均一なため劣化スピードにも差が出やすい点が問題です。
チョーキング現象は塗り替え時期の分かりやすい目安
外壁を触ったときに白い粉が手に付く状態を「チョーキング」と呼びます。
これは、塗料の樹脂成分が紫外線で分解され、顔料が表面に現れている状態。
防水性・保護性能が低下している明確なサインです。
👉 チョーキングが出ている場合は、塗膜の寿命が近いと判断し、塗り替えを前向きに検討しましょう。
信頼できる塗装の相談先・依頼先はどこ?

塗装工事は「誰に相談するか」で結果が大きく変わります。
以下は、信頼性の高い相談先の代表例です。
地元で実績のある塗装専門店
地域密着型の塗装専門店は、
- 地域の気候や建物特性に詳しい
- 実績が蓄積されている
- アフター対応がしやすい
といったメリットがあります。
近隣の施工事例や口コミ、実際に塗装された住宅をチェックするのも有効です。
建築士・住宅コンサルタントへの相談
中立的な立場で判断してほしい場合は、
建築士やリフォームコンサルタントへの相談も有効です。
- 現状診断
- 工法や塗料の妥当性
- 見積内容のチェック
など、業者任せにしない判断軸を持つことができます。
塗料メーカーの認定施工店
大手塗料メーカーが定めた基準を満たす「認定施工店」は、
- 技術研修を受けている
- 規定の施工方法を守っている
- メーカー保証が付く場合がある
という点で、一定の安心材料になります。
塗装に強いリフォーム会社
外壁塗装だけでなく、
屋根・防水・外装補修まで含めて相談したい場合はリフォーム会社も選択肢です。
ただし、自社施工か下請け任せかは必ず確認しましょう。
塗装業者の良し悪しを判断する4つの基準

最後に、業者選びで必ず確認したい判断基準を整理します。
見積もりは「詳細」と「根拠」が命
良い見積もりには、
- 使用塗料(メーカー・グレード)
- 塗装面積・缶数
- 工程(下塗り・中塗り・上塗り)
- 足場・下地処理内容
が具体的に記載されています。
「一式」表記が多い見積もりや、極端に安い金額には注意が必要です。
施工実績と保証内容を必ず確認
- 施工事例が豊富か
- 写真だけでなく内容説明があるか
- 保証年数・保証範囲が明確か
「何年保証か」だけでなく「何を保証するのか」を確認しましょう。
担当者の対応は信頼度を映す鏡
- 質問に対して誠実に答える
- 専門用語をかみ砕いて説明する
- 不安点を否定せず向き合う
こうした対応ができる担当者がいる会社は、工事中・工事後も安心です。
契約内容を確認し、曖昧さを残さない
契約前には必ず、
- 工事範囲
- 工期
- 支払い条件
- 追加工事の扱い
- 保証内容
を確認し、不明点はその場で解消しましょう。
相見積もりは必須?正しい取り方と注意点

外壁塗装を検討する際、「相見積もりは取ったほうがいいですか?」という質問は非常に多く寄せられます。
結論から言うと、相見積もりは必須ではありませんが、判断材料として非常に有効です。
ただし、取り方を間違えると、かえって混乱や失敗につながるケースもあります。
相見積もりを取るメリット
相見積もりの最大のメリットは、価格の妥当性と提案内容の違いが見えることです。
- 塗料の種類・グレードの違い
- 下地処理や工程数の差
- 保証内容やアフターサービスの違い
これらは、1社だけの見積もりでは比較ができません。
複数社を比べることで、「何にいくらかかっているのか」「安さの理由は何か」が見えてきます。
相見積もりで注意すべきポイント
一方で、相見積もりには注意点もあります。
① 金額だけで判断しない
最も多い失敗が、「一番安いから」という理由だけで業者を決めてしまうことです。
安さの裏には、工程省略・塗料グレードの違い・保証なしといったリスクが潜んでいることもあります。
② 条件をそろえて比較する
塗料の種類や塗装面積、施工範囲が異なる見積もりを比べても、正確な判断はできません。
「同条件で比較できているか」を意識しましょう。
③ 見積もり説明の姿勢を見る
見積書の中身だけでなく、
・質問にきちんと答えてくれるか
・デメリットも説明してくれるか
・他社を過度に否定しないか
といった説明姿勢そのものが、業者の信頼性を映します。
相見積もりは「価格を叩くため」ではなく、
納得して依頼するための材料集めとして活用することが大切です。
相見積もりで迷ったら|やまもとくんという選択肢

「何社か見積もりを取ったけれど、結局どこが正しいのか分からない」
これは、相見積もりをされた多くの方が感じる正直な悩みです。
そんなときの一つの相談先として、
株式会社やまもとくんがあります。
工事ありきではなく判断ありきのスタンス
やまもとくんが大切にしているのは、
「今、本当に塗装が必要かどうか」を正直に伝えることです。
- まだ塗装が不要な場合は、無理に工事をすすめない
- 劣化状況を写真や数値で分かりやすく説明
- 必要・不要を整理した上で選択してもらう
「売るための提案」ではなく、
後悔しない判断をしてもらうための説明を重視しています。
見積もり内容を比較しやすい形で提示
やまもとくんでは、相見積もり中の方にも分かりやすいよう、
- 塗料のメーカー・グレードを明記
- 下塗り・中塗り・上塗りの工程を明確化
- 施工範囲・塗装しない箇所も明示
といった形で、比較しやすい見積書作成を心がけています。
「他社の見積もりと比べて、どこが違うのか分からない」
そんな場合でも、内容を一緒に整理しながら説明することが可能です。
施工後まで見据えた安心体制
塗装工事は、完了した瞬間よりも「その後」が重要です。
- 自社施工による品質管理
- 工事完了後のチェック体制
- 万が一に備えた保証制度
こうした体制を整え、工事後も相談できる関係づくりを大切にしています。
相見積もりは「比べる」より「理解する」ために
相見積もりは、
「一番安い業者を探すためのもの」ではありません。
- なぜこの金額なのか
- なぜこの工法なのか
- 将来どんなリスクがあるのか
それらを理解し、納得した上で依頼するための手段です。
もし相見積もりで迷ったときは、
「どこが一番お得か」ではなく、
「どこが一番安心して任せられるか」という視点で考えてみてください。
まとめ|判断基準を知ることが後悔しない塗装につながる

外壁塗装の良し悪しは、
- 劣化サインを正しく見極めること
- 信頼できる相談先を選ぶこと
- 業者を判断する明確な基準を持つこと
この3点で大きく変わります。
「よく分からないから任せる」ではなく、
最低限の判断軸を持つことが、失敗しない塗装への第一歩です。
住まいを長く守るためにも、ぜひ今回のポイントを参考に、納得できる塗装工事を進めてください。
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